ウッドショックとなってから、改めて建築の見積は時価なんだと強く意識することになりました。
「⚪︎⚪︎ごろ、メーカーさんが価格改定すると言っているので、早めに返答もらえると嬉しいです」とか
「今の概算見積じゃ分からないから、もう少し先で正確にとらないとなんともいえない」とか
ずるずると高騰し、建材が手に入りにくい状況が続いました。
ここにきて流通はいくらか回復したようですし、価格は高止まりしていました。
少し様子が変わったきたようです。
先々週お話しした神奈川県の工務店さんでは、
材が手に入りにくい状態はひと段落したと言っていました。
住宅設備は相変わらず少し時間がかかるようですが、流通全体の感じが元に戻りつつあるそうです。
先週お話した都心の工務店さんでは、
プレカットの価格が下がってきて仕事がしやすくなってきたと言っていました。
そういえば、先週飛び込みできた建材メーカーの営業の方も、材が少しダブついているので、少しすると大きく状況が変わるかもしれないと言っていました。
一方、割と最近は住宅設備は各社値上がりして所ですが、10月にも値上げとのニュースも見ました。
建材以外でも値上がりのご時世。
ウッドショックが落ち着いても、見積価格は厳しい時期が続きそうです。
それでも、社会情勢よりそれぞれの家庭の事情を優先してください。
お子さんの成長や世帯構成の変化など家族の成長を大切にしていただきたい。
価格が高くとも、大概は家づくりをしたいときが、家づくりすべきベストタイミングです。
2022/10/26 佐藤 勤 記
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