進行中プロジェクトの建主さんとショールーム回りしてきました。
西新宿のリクシルさんとキッチンハウスさん。
基本方針を検討し決めていく基本設計が終わると、次は実施設計です。
実施設計では、実際に現場で作ることができるように詳細かつ実施可能な図面を作図していきます。このタイミングでキッチンやトイレ、お風呂や洗面などの詳細を検討していきます。
あいかわさとう建築設計事務所では、造作家具やオリジナルキッチンを提案することもありますし、建主さんと一緒にメーカーのショールームを回ったりして既製品をチョイスすることもあります。
写真のようにメーカーのショールームは予約制です。指定された時間に受付し、ショールームの説明員と一緒にショールームを回ります。
メーカーにはそれぞれ製品ごとにグレードがあったり、設計思想があります。そういった部分を確認するのもメーカーの既製品をチョイスするときのポイントになります。
私たちも図面を片手にご一緒します。サイズや壁や天井との取り合い、色味の組み合わせや素材感などご希望をお聞きしながらアドバイスさせていただきます。
メーカーにはメーカーの良さがある一方、過剰に便利だったり行き届すぎたすることはあまりよく思っていません。あまり細部まで作り込まれていると、経年変化に対応できないからです。ほどほどに緩く作り、使う側が塩梅しながらフィットさせていくのがストレスが少ない毎日ではないかと考えます。
ショールームでの検討事項は次回の打合せまでに図面に反映します。
2022/11/8 佐藤 勤 記
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