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終活としての家づくりを

うちの事務所では

かつてより二世帯や多世帯の住宅の相談が多い。

超高齢化社会なのだから当然だろう。

住宅設計の事務所を始めてみていく年月。

僕らもベテランの域に入ってきたということか?


親戚や実母、近しい人たちも歳を取り

住まいや生活について意見を求められることが

増えた。

かつて大手衛生陶器メーカーの開発担当の方と

数年に渡りご一緒させていただいた。

色々と教えていただき、随分と勉強になった。

しかしそれも、コロナも影響してか、

ここ数年で大きく変わってきたのを感じる。



終活としての家づくり



それはハードの話だけではない。

制度やシステムといったソフトの話も大切だ。

介護の制度や葬式について多くを知らない。

そう思って、少し勉強を始めた。

世にはあまた情報がある。

終活(しゅうかつ)の資格があることを知った。

いくつか資格があり、効率よく学習できそうである。

先日そうした中で終活ガイドの講習会に参加した。





50代、60代の元気でしっかりしたうちから準備。

思いもしない気づきが色々とあった。

お終いの準備は如何なるものか。

大いに感がさせられた。

今後の住まいづくりに活かせそうです。

日々を大切になんて当たり前のことを思う。

終の住処としての家づくりにも思う。



2022/05/24 佐藤 勤 記




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