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放置でも、過干渉でもなく|597


なんだかここのところすっかり涼しいですね。

台風が来ているようようですが、このまま夏は終わってしまいそうですね。

今夏は天候不順で子供たちもプールに行けていないようです。

先日地域の夏祭りに行ってきました。

大きな団地を中心とした祭りは例年通り盛り上がっていました。

定番の屋台も多く、いろいろな世代の同窓会のようでもあります。

少子高齢化の中、元気な諸先輩方は増えているように思います。

一方で、子供が少ないという認識もあまりありません。

現在でもそれなりにいるように思うのですが……。

あるいは、昔はもっと子供が町に溢れていたのでしょうか?

僕らが設計するお宅では和室がないことがあります。

一方でその多くには子供室が複数個あります。

現在はそうでなくとも、将来を見越して複数個にすることが多いです。

建主さんと、どのようにお子さんを育てたいか検討していきます。

できれば、こもらないタイプの個室を提案したいと思っています。

家族が在宅しているときは、お互いが意識できることを望みます。

遠くて近い? 近くて遠い?

放置でも過干渉でもない、その家族ならではの距離を作りたい。

「音が聞こえる」でも「気配がする」でもよいんです。

今の時代にあった、家族のあり方を形にした住宅を提案させてください。

ゆっくりとお話しを伺い、皆さんのための住まいをつくりましょう。


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