はじめての家づくり 30|家づくりを賭けにしない8大ポイント ② 自分らしさを探して


こんにちは。

自然素材を使った住宅を一緒に考え設計する相川佐藤建築設計事務所の佐藤勤です。

千葉県松戸市でも家づくり設計活動中です。

常磐線沿線からの設計依頼をお待ちしています。


さて、前回の続きを……。

家づくりを「賭け」にしないために、まずは情報収集という話でした。


いろいろと見ていくと、素敵な住まいがたくさんあることに気づきます。


ちょっとした事で、ありきたりそうものが素敵になったり、

予想外のものまで素敵に思えてきます。

好みは意外と気まぐれです。


はっきりとした好みのある方もいるでしょうが、

そういう方でも隣の芝は青く見えるものです。


とはいえ、情報収集をする中で自分の好みに傾向があることがわかってきます。




②自分らしい「心地よさ」のあるデザイン実例探しを


情報の多くは写真やCGなどのビジュアルです。


図面やテキストではなかなか想像ができませんよね。


多くの住まいの写真が巷にはあふれています。


デザイン的に気になるのは、

外観デザインとその素材、

インテリアデザインと家具等でしょうか。


でも、ちょっとした小物や植栽が素敵なだけで、

背景の住まいは普通なこともあります。

なんでよく見えたのでしょう?


ダイング空間が素敵に思えたのは、

北欧風のテーブルとチェアがあっただけかもしれません。


世の中には、ものを素敵に見えるコーディネートの手法があります。

ちょっと並べ方や見せ方、色を変えただけで、見違えたりします。


それを極めたプロもたくさんいます。


参考にもなりますし、戒めにもなります。


           ○


「住まい」とか「シンプルモダン の家」

あるいは「和モダンの家」とか

Webで画像検索を掛けると、

住まいの第一印象となる外観の情報が多く出てきます。


屋根の形状や全体の形、

シンプルな素材感やブラック&ホワイトなど。

アースカラーを使用したものや、レトロなものなど様々なアイディアを見ることができます。


ピンタレストや家づくりのポータルサイトで

気になる言葉を使ったキーワード検索を是非してみてください。


工務店から建築設計事務所まで様々な写真が出てきます。


そして、どんな外観が好きなのかを検討し、

スクラップしてみてください。


「○○なキッチン」とか「○○のリビング」など

インテリアの検索でも様々出てきます。

驚くほどのバリエーションが見られます。


私たちとしては

ここで、皆さんに

「自分らしい心地よさ」を

どこで、何をしている時に感じるかを考えて画像を見ていただきたいと思っています。


一見格好良さそうものが本当にあなたに合っているか?


あるいは本当にあなたが求めているものなのか?


疲れて帰宅した時にふと座ったその椅子からの眺めは、本当にあなたの家と言えるのか。


穏やかにしてくれるのか、奮い立たせてくれるのか。


とはいえ、難しく考えることはありません。


自分が何を家づくりで望んでいるのかを設計者に伝える準備です。


そして伝えたものを建主と一緒に形にしているのが

設計者の「家づくり」だと私たちは考えます。


           ○



家は建築材料の組み合わせでできています。

建築材料=建材にも様々種類があります。


自然のぬくもりや肌触りを感じることができる自然系の材料もありますし、

均質で、メンテナンスがしやすい新建材もあります。


最終的に土や自然に帰っていく自然系の材料が好ましいですが、

機能性や性能を重視すると、そうもいきません。


一つ一つの住まい、一人一人の建主さん、で答えも違います。

デザインだけでなく素材でも、

自分が求めているものは何なのかを一度は考えてください。




③住宅設備・家電・コンセント・インター

ネット・ケーブルテレビ・セキュリティを思う


住まいづくりでは、

夢が大きくとも予算に限りがあります。


それでも、

「家を建てるなら○○をしたい」という夢をお持ちだと思います。

リビングやダイニングはもちろん、

キッチンやトイレ、バスルームや洗面室など。


特に水回りは生活の要です。

予算配分もありますが、

何から? 

どれから? という優先順位が必要です。


予算配分を大枠とすると、その大枠と組み合わせていくのが家電です。


今おもちのものもあるでしょうし、

新築を機に買い替えたい、バージョンアップをしたりすることもあります。


これらは、コンセント数や位置とも関係してきます。


最近では、ロボット掃除機のルンバ専用のベース基地とコンセントを提案したり、

ホームパーティーようのダイングの床コンセント、

バルコニーのBBQやビニールプールのためのコンセント、

ベッド脇で携帯を複数充電するためのコンセント、

空気清浄機や扇風機のコンセント、

キッチンに小型テレビやiPadを置くためのスペースとコンセントなど、

かつてなかったコンセントも必要になってきています。


それから忘れちゃいけないのが

インターネット回線、固定電話回線、ケーブルテレビ回線などの扱いです。


地域によって差があります。

まずは調べてみましょう。


決定するのはもう少し先で良いので

まずはどんな選択肢があるのか眺めてみてください。


家電やコンセントなどは、家づくりの中で見ると、

小さなことのように思えます。

しかし、その小さいことの積み重ねが、

やがて全体に影響をしてきます。


大枠も、細かいことも大切にする家づくりをと思います。


引き続き次回に続きます。



(この項続く)



2021/08/05 佐藤 勤 記


次回、8月6日(金)に更新予定です。