建築設計の仕事は、考えたり決定することが多いが、作図作業が長い。
実施設計図を描くとなると余計である。
居間なら居間と決めて、描き始める。
始めて見るとあっという間に時間はすぎる。
時には休憩なしで丸1日すわったままということもある。
図面書きには全体を把握しコントロールすることが大切だ。
その先々で、細部を整理していくことが同時に起こる。
使い勝手で決まることもあるし、建材の具合で決まることもある。
この辺りは「経験」という引き出しの多さが問われる。
建築はベテランが安定してよい設計ができるのはそうしたわけだ。
忙しくなると、どうしたわけか今しなくていいことがしたくなる。
むくむくとかつての「to do list」が頭の中で復活する。
それは、もう随分と昔からそうな気がする。
たとえば今回は事務所の模様替え。
もうしてしまった……
机を90℃回転させ高層化していた収納をランドオン。
事務所のみなさんごめんなさい。
次のお疲れ会がちょっと怖いですが……
少し大きな案件の打ち合わせだと今の打合せテーブルじゃあね……
狭いしね……
いいじゃん……
僕的には仕事の効率が上がったように思うのですが。
もうひとつはこっそりと……
継続中……
古いマッキントッシュPCから音楽のデータの引き抜き忘れをサルベージ。
なんたって歴代、ハードディスクの3/4ぐらいを占めてきた。
ザクザクと増えるだけ増えて、ブクブクな感じ。
ところで、CDもってるのになぜかiTunesに入ってないってことないですか?
荒井由美改め松任谷由実さんがなぜか今聴けない。
なぜかiTunesに入ってない。
調べると実はそれレコードで持ってて、しかもレコード始末済み。
そりゃないわと思ったのですが、1代目iPodには入っている。
今剛さんや崎谷健次郎さんも入っているが現在もデータ行方不明。
2代目iPodには四人囃子やフランク・ザッパが入っていたのだがそちらも不明。
どちらのiPodもまだ手元にある。
(難儀なことに、iPodは音楽入れられても、一般的にそこから他には移せない)
絶対日常的には必要のない音楽なのだ。
なのだが、何年かに一度欲しくなる。
しかも強烈に!!
最寄駅から自宅までに深夜2時閉店のTSUTAYAがある。
禁断の音源を求めて階段を下る。
降りて探し始めると、何を探しに来たのか忘れていたりする。
最近ラジオでよくかかっているものを結局借りて帰ったりする。
それはそれでよいのだが、つまり最初の話にもどる。
古いハードディスクをジャンクケーブルで接続して立ち上げる。
そしてデータを探すのである。