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宇宙りんご|618

  • 佐藤 勤
  • 2015年10月29日
  • 読了時間: 2分

ここのところ秋らしくなってきた。

なってきたので、空も雲も秋らしい。

夕日を浴びたグラデーションは美しく、しばし見とれる。

自然が醸し出す自然さというのか。

あるいは日常を超えた自然さとでもいうのか。

驚きながらも心にしみてくる。

郊外にでるとスカイラインが低く、自然を近く感じられる。

僕が郊外に住む理由のひとつでもある。

風邪にはりんごやみかんなどくだものがよい。

と思っていたら、毎年楽しみにしている長野のりんごが届いた。

突然ですが「宇宙りんご」って知ってます?

名前が怪しいですよね。

子供たちに教えると

「ウチュウリンゴ、ウチュウリンゴ」と喜んで連呼しそうですよね。

で、実際にあって、実にカルトなんです。

りんごにクラシックを聴かせ、宇宙と交信をし特殊な水で育てたと。

大変な苦労の末つくりだしたりんごが「宇宙りんご」なのです。

数年前にそのりんごを長野からおくっていただきました。

1年目のものは大変美味で添えられていたチラシも気になりませんでした。

(ちょっと変なイラストがあったな……程度)

2年目のものは前年からの期待を大きく裏切るものでした。

そして何かあったのかと思い同梱されていたチラシを見てみました。

とかなり驚愕することとなりました。

カルトなイラストにカルトな文言。

翌年からは宇宙りんごではないものをおくっていただいています。

これもまた、実に美味しいのです。

普段だまされて間違ったりんごを買わされているのではないかと思うぐらいに。

実に素直に美味しいりんごたちなんです。

でも、こんなチラシが入っていました。

どうでしょう、ちょうっと怪しくないですか?

いやいや、単なる心がこもったお手紙です。

どうも読み手の問題でもあるようです。

 
 
 

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